四十肩・五十肩でお困りですか?【矢板市 末広整骨院】

2018年10月12日(金)

こんにちは!
本日も栃木県矢板市、近隣市町よりしびれ治療、腰痛、ヘルニア、自律神経治療などで
病院や整形外科、整骨院などに通院されても症状に変化がない方が来院される、
末広整骨院のブログをご覧になっていただきまして、
本当にありがとうございます!

本日は四十肩・五十肩について

お伝えしていこうと思います(`・ω・´)ゞ

 

【四十肩・五十肩の症状】


さて、まずは四十肩・五十肩の典型的な症状を紹介させていただきます。
結帯動作・結髪動作の制限
※腰で帯を結ぶ動作、髪を後ろで結う動作のことです。
要するに、手を腰に回したり、後頭部に手を当てる動作がしにくくなる状態です。

 

【運動痛】:動かす時に痛みが出るということです。
【自発痛】:動かしていなくてもズキズキ痛むことです。
【夜間痛】:夜中に、ズキズキとうずくような痛みが出ることです。

急性期の場合は痛みがメインの症状になりますので、自発痛、運動痛、夜間痛を訴えられる方が多く、慢性期に入ると結帯・結髪動作制限のように「腕があがらない」と痛みよりも動かないことを訴えられる方が多くなります。

【四十肩・五十肩の原因】


病院で教えられる原因
実は四十肩・五十肩という正式名称はありません。
原因によって様々な名前が付くのですが、

専門用語になりますし、

「上腕二頭筋長頭腱炎」

「三角筋下滑液包炎」

「石灰沈着性腱板炎」

という感じで、

まるで中国語みたいになってしまいますので

今回は詳しく書くのはやめておきます。
ただ、これらの名前の最後に

「炎」という字が入っていることからもわかるように、

肩の筋肉や靱帯などの肩の関節を構成しているどこかが

炎症を起こしてしまっているのが

原因であるということはおわかりいただけると思います。
では、なぜ炎症が起こってしまったのか?
そこを考えないことには、

四十肩・五十肩を改善していくことは難しいでしょう。
四十肩・五十肩の本当の原因
これはとっても簡単です。
【 肩 を 動 か す か ら 】
なんです。

「おいおい、素人バカにするなよ!」

「それなら世界中の人間全員四十肩・五十肩になるだろう!」
と思われるかもしれません。
重要なのは「動かし方」なんです。
身体のバランスが崩れた状態で肩を動かすとどうなるか?
肩の関節というのは自由度の高い関節ですので、

骨による強度は低いのです。
その分、筋肉や靱帯で関節の安定性を出しながら動いているため、

肩の関節の一部分にだけ負担が集まるような動かし方をしていると、

その部分に炎症が起こってくるのです。
そして肩の関節は・・・・
歩いている時に手をふる、

スマホを見る、

腕時計を見る、

飲み物を飲む、

食べ物を食べる・・・・・
起きてから寝るまで、

いや、寝ている時にも顔を掻くなどの動作をすることもあるので、

四六時中動かしていることになるわけです。
ですのでその動きが悪いと、

すぐに炎症が出てしまうのです。
誰がなんと言おうと、これが原因です。
もう一つの原因は、
「肩を痛めたまま動かしていた」
ことです。
大怪我ではありませんが、

無理な動作をして肩の関節のどこかに

微細な損傷があり、

その損傷を治さないまま

バランスの悪い状況で動かし続けることで

炎症がひどくなり、

ある日症状が出てくるというものです。

【四十肩・五十肩の治療】


治療自体は非常に簡単なのです。

急性期の治療
「安静」
これにつきます。
動かすな、ということです。
これは症状がひどければひどいほど徹底していただく必要があります。


※急性期の際に絶対やってはいけないこと
急性期には絶対に肩そのものを触ってはいけません。
肩に鍼を打つ、無理矢理動かす、マッサージするなんてのはもってのほか。
整形なら注射なんて悲惨の極致です。
もちろん我々治療家だけでなく、

四十肩・五十肩になってしまった人自身もこれを心がけないといけません。
「動かすな」と散々言ってるのにちょっと動かしてみたり、触ってみたり…
痛いから気になるのはわかりますが、指導にはなるべく従ってください。
またネットやテレビの情報は信じないほうがいいです。
(となると、このブログもネットでの情報だから信じるなという矛盾が生まれてしまいますが…)
「テレビで言ってた」
「ネットで書いてあった」
よりも、医療の国家資格を持っている我々から発信する情報で、

しかも実際に身体を診てからの指導のほうが間違いなく正しいです。

【慢性期の治療】
慢性期の四十肩・五十肩の場合は、

すでに炎症がなくなっているので、肩の関節の動く範囲を広げる治療になります。
①身体のバランスを整える
肩関節が正しく動くような状態を作らないまま肩を動かし始まると、また炎症が起こってしまって急性期に逆戻り…ということになりかねません。ですので、身体全体のバランスを整え、肩を動かしても大丈夫な環境を整えていきます。

②硬くなっている筋肉を柔らかくする
痛みや炎症により、筋肉が硬くなってしまっていることで動く範囲が狭くなってしまっているので、硬くなっている筋肉を柔らかくしていきます。この時には鍼灸治療が効果的です。

③動かす
動く範囲をしっかり動かす、これだけです。
もちろん、自宅でもできます。

※私がセルフケアを紹介しない理由
さて、ここでなぜ私がセルフケアを紹介しないかを書かせていただきます。
先述させていただいたように、身体のバランスが悪い状態で肩を動かすと肩の関節自体が正しい動きをしないため、悪くなってしまうことが多いのです。
あえてセルフケア…と言うのなら、ズキズキ痛む、夜間痛がある時は動かすな、程度のことしかありません。
四十肩・五十肩は、セルフケアを行うリスクが非常に高い症状のひとつなんです。

まとめ

四十肩・五十肩は急性期、

慢性期ともに適切な治療をしないことには

早期に改善にしくい症状のひとつです。
四十肩・五十肩を

かなり悪化させてから来られる患者さん、

もしくは、私が治療しても改善しない患者さんには

3つの共通点があります。


・自分の思い込みを曲げず、こちらの指導を一切聞かない
・色々理由をつけて、安静にしない
・「早く治せ!」とクレームのようなことを言ってくる


急性期の場合は、

安静にしないと痛みはなくなりません。
仕事でどうのこうの、

家事がどうのこうの…と理由をつけて、

散々動かしまくります。
急性期期間は1週間〜2週間。
長くても2週間程度なんです。
ここを我慢できるかどうかが、

回復の鍵となります。
もちろん、なるべく理解しやすいように

真摯に説明もさせていただきます。
ただ、最後は四十肩・五十肩というのは、

患者さん自身が本気で治したいか

治したくないかが非常に問われる症状です。
四十肩・五十肩を本気で治したいという方のだけ、

私にご相談ください。

 

本日も栃木県矢板市、近隣市町よりしびれ治療、腰痛、ヘルニア、自律神経治療などで
病院や整形外科、整骨院などに通院されても症状に変化がない方が来院される、
末広整骨院のブログをご覧になっていただきまして、本当にありがとうございました。

 

腰痛、ヘルニア専門院 
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